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鎌田&長谷部が先発も…フランクフルトはケルンに後半3失点で完敗「戦う姿勢で相手が上回っていた」

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MF鎌田大地はフル出場も敗戦

 MF鎌田大地とDF長谷部誠が所属するフランクフルトは12日、ブンデスリーガ第20節でケルンに0-3で敗戦。鎌田はフル出場で、長谷部は先発入りから後半35分までプレーした。

 鎌田はボランチで、長谷部は3バックのセンターで先発入りを果たした。ここまでリーグ戦は7試合無敗(4勝3敗)。フランクフルトは序盤から攻勢を保ったが、得点を奪うことができない。前半をスコアレスで折り返すと、後半4分に失点。左CKからショートコーナーで上げられたクロスをDFティモ・ヒューバースに頭で決め切られた。

 追いかける展開で攻勢を強めるフランクフルトに対し、ケルンは後半26分にカウンターからMFエリス・スキリが追加点を奪う。同41分にはセットプレーのこぼれ球をスキリが再び決め、3-0で逃げ切った。

 前半の勢いから得点を奪えず、後半3失点で完敗。鎌田は試合後「いい立ち上がりの入り方はできたけど、なかなかゴールを決めれずにセットプレーとかで一発ポーンとやられると勢いに乗られる。今年うちはセットプレーが自分たちの課題。取り組んでいますけど、きょうは2失点したのですごくもったいなかった」と悔しさもにじませた。

 一方、長谷部は攻撃面で課題を語る。「前半はそんなにやられる感じではなかった。ただ自分たちの“最後のパンチ”、最後の部分が攻撃で欠けていた」。守備面でも“あと一歩”が足らずに3失点。「後半に入って、前も後ろも“最後のパンチ”というか、そういうものが欠けていた」と肩を落とした。

 対戦相手ケルンには苦手意識ものぞかせる。長谷部は「いつもケルン相手は難しいゲームをするが、また繰り返してしまった」。前線からのプレスという持ち味を「なかなか出せない状況。それを相手は消してきてるとやっていて感じた」と振り返る。「修正の部分で、戦術というよりは戦う姿勢であったり球際とかセカンドボールとか、そういうところが相手が上回っていた」と分析した。

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