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バレンシアが37年ぶり降格危機…OBバラハ氏が新監督に就任

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ルベン・バラハ氏

 バレンシアは14日、元スペイン代表MFのルベン・バラハ氏(47)が新監督に就任することが決まったと発表した。クラブは現在、降格圏の18位に低迷しており、1985-86シーズン以来37年ぶりの降格危機に瀕している。

 バレンシアは今年1月末、補強に不満を示したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が辞任。これまでの約2週間はアシスタントコーチのボロ氏が通算8回目となる暫定指揮を担っていたが、調子が上向くことなく、降格圏に転落していた。

 前節ビルバオ戦の試合前には、サポーターが創設年の1919年に合わせて前半19分間入場せず、スタジアム前で経営陣の退陣を求めるデモ活動を実施。それでも前半17分に先制したチームはサポーター入場後に2失点し、逆転負けを喫していた。

 後任のバラハ氏は2000-10年にバレンシアでプレーしていたレジェンド。サポーターの求心力を取り戻す役目も託される。主将のDFホセ・ガヤは自身のSNSを通じて「分断はわれわれを弱くするだけだ」「今こそ団結すべきだ」と呼びかけている。
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