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マンC、アーセナルとの“頂上決戦”制して首位浮上!! 冨安は先発も痛恨ミスから先制点献上

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マンチェスター・シティが大一番を制して首位に浮上した

[2.15 プレミアリーグ第12節延期分 アーセナル 1-3 マンチェスター・C]

 プレミアリーグは15日、第12節延期分を開催し、DF冨安健洋が所属するアーセナルマンチェスター・シティによる首位攻防戦が行われ、マンチェスター・Cが3-1の勝利を収めた。両チームの勝ち点は51で並び、得失点差で上回るマンチェスター・Cが首位に浮上した。

 前節ブレントフォード戦を1-1で引き分けた首位アーセナルに対し、2位マンチェスター・Cはアストン・ビラに3-1の快勝。この結果、消化試合こそマンチェスター・Cが1試合多いものの、両者の勝ち点差は「3」で大一番を迎えた。冨安はスターティングメンバーに名を連ね、右SBの位置に入った。

 序盤からホームのアーセナルがボールを保持して試合を進め、ゴールに迫る場面を作り出す。前半22分には左サイドのDFオレクサンドル・ジンチェンコが送ったピンポイントクロスにFWエディ・エンケティアがフリーで飛び込むも、ヘディングで合わせたシュートはゴール右に外れてしまった。

 すると、前半24分に冨安のミスから先制点を献上。ルーズボールに反応してGKアーロン・ラムズデールにバックパスを送るも、このボールにいち早く走り込んだMFケビン・デ・ブライネに左足でループ気味のシュートを蹴り込まれてしまった。

 1点のビハインドを背負ったアーセナルは前半39分、MFグラニト・ジャカの浮き球のパスからPA内に侵入したエンケティアが左足で狙う。シュートはカバーに入ったDFナタン・アケにかき出されてしまうが、その前にGKエデルソン・モラエスのファウルがあったとしてアーセナルにPKが与えられる。そして、キッカーを務めたMFブカヨ・サカがきっちりとネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、同12分、PA内に侵入したFWアーリング・ハーランドがDFガブリエル・マガリャンイスのファウルを誘い、マンチェスター・CにPKが与えられる。しかし、ボールを受ける際にオフサイドがあったとしてPKは取り消された。

 後半21分には右サイドを駆け上がった冨安が弾道の低い鋭いクロスを供給するも、飛び込んだエンケティアはわずかに届かなかった。

 すると、後半27分にマンチェスター・Cが勝ち越しに成功。スルーパスから抜け出したハーランドが右サイドから中央に送ると、MFイルカイ・ギュンドアンが左へと流す。走り込んだMFジャック・グリーリッシュがゴールネットを揺らし、スコアを2-1とした。さらに、同37分にはギュンドアンのスルーパスからPA内に侵入したデ・ブライネのラストパスを受けたハーランドが巧みにゴールに蹴り込み、マンチェスター・Cのリードは2点差に広がった。

 アーセナルはMFレアンドロ・トロサール、MFファビオ・ビエイラ、DFベン・ホワイトを投入するなど反撃を試みるが、逃げ切ったマンチェスター・Cが3-1の勝利を収め、首位に浮上している。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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