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衝撃ミスは得点者の正体が原因か…冷静にパスしたDF、相手FWを味方と勘違いしてまさかの“アシスト”

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衝撃ゴールが生まれた

 25日に行われたアメリカのメジャー・リーグ・サッカー(MLS)開幕節で、衝撃的なゴールが生まれた。

 オースティンFCの本拠地に乗り込んだセントルイス・シティSCは1点ビハインドで試合終盤へ。後半33分、まさかの形で同点に追いついた。

 オースティンFCが自陣深くでボールを奪い、後方からのビルドアップを試みる。DFキップ・ケラーはドリブルでやや前進するが、パスコースが無かったため反転して後退。相手のプレスも強くなく、落ち着いてGKにパスをした。

 しかし、パスした先にいたのは相手FWジャレッド・ストラウドだった。ゴール前で待機していたストラウドにとって、このボールはプレゼントそのもの。しっかりと決めて移籍後初ゴールをゲットした。

 驚愕の得点シーンだが、映像をよく見るとストラウドは「ここにボールをくれ」といったジェスチャーで待ち構えているように感じられる。実は同選手は昨季までオースティンFCに在籍しており、相手をよく知る存在なのだ。

 聞き馴染みのある声でボールを要求されたため、ケラーは思わずパスをしてしまったのだろうか。ストラウドのシュート直前にミスに気づき、唖然とした様子で頭を抱えていた。

 なお、試合はセントルイス・シティSCがこの勢いのまま逆転に成功。勝ち点3を獲得している。

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