阿吽の呼吸を見せたパリSGのFWリオネル・メッシとFWキリアン・ムバッペが、ともに節目のゴールを奪った。

　26日に行われたリーグアン第25節、マルセイユとの首位攻防戦に臨んだパリSGが前半25分に試合を動かす。自陣からボールを運んだメッシがスルーパスを送ると、最終ライン裏に抜け出したムバッペがPA内まで持ち込み、強烈な右足のシュートを叩き込んでスコアを1-0とした。

　そして、前半29分にはお返しとばかりにムバッペの鋭いラストパスに反応したメッシが押し込み、リードを2点差に広げる。さらに後半10分にはムバッペがメッシに預けてPA内に走り込むと、浮き球のリターンパスをボレーで沈めて勝負を決定付ける3点目を奪った。

　1得点のメッシは、クラブキャリア通算700得点を記録。内訳はバルセロナで672得点、パリSGで28得点となっている。なお、クラブ通算700得点に到達したのは、FWクリスティアーノ・ロナウドに次ぎ、史上2人目となる。

　そして、この日2得点を奪ったムバッペはパリSGでのゴール数が200に到達。FWエジソン・カバーニと並び、クラブ最多得点者となった。次戦にも記録を塗り替えるか期待だ。

　なお、試合はパリSGが3-0の快勝を収めている。

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