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バルセロナがレアル・マドリーとのクラシコ制す! ケシエのOG誘発でコパ・デル・レイ決勝へ前進

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バルセロナが第1戦を1-0で制した

[3.2 国王杯準決勝 R・マドリー 0-1 バルセロナ]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第1戦が2日に行われ、バルセロナは敵地サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーに1-0で勝利した。1月15日のスペインスーパーカップ決勝(○3-1)に続き、エル・クラシコ2連勝。第2戦は4月5日にカンプ・ノウで開催される。

 ホームに宿敵を迎えたレアルは、MFエドゥアルド・カマビンガを中盤のアンカーに据え、インサイドハーフにMFルカ・モドリッチとMFトニ・クロースを配置。3トップは右からFWフェデリコ・バルベルデ、FWカリム・ベンゼマ、FWビニシウス・ジュニオールが並んだ。

 対するバルセロナは、ビニシウスと同サイドの右サイドバックにDFロナルド・アラウホを起用。DFジュール・クンデが右センターバックに回った。中盤ではアンカーを務めるMFセルヒオ・ブスケツがエル・クラシコ史上最多の46試合出場を達成。FWロベルト・レバンドフスキが不在となる3トップの中央には、FWフェラン・トーレスが入った。

 コパ・デル・レイ決勝進出を懸けた伝統のエル・クラシコ。積極的な立ち上がりを見せたレアルは前半12分、ビニシウスの浮き球パスを受けたベンゼマが左足のボレーを叩き込むが、オフサイドで得点は無効となる。

 バルセロナは押され気味の展開の中、前半26分に先手を取った。高い位置でのボール奪取からF・トーレスがペナルティエリア内左にスルーパスを送り、受けたMFフランク・ケシエが左足でシュート。GKティボー・クルトワ、DFエデル・ミリトンに当たったボールがゴールへ向かい、DFナチョ・フェルナンデスがクリアし切れずにネットが揺れる。一度はオフサイドを取られたものの、オウンゴールによる先制点が認められた。

 後半の立ち上がりも、追いかけるレアルが圧力を強めてゴールに迫る。後半22分にはナチョを下げ、右ウイングとしてFWロドリゴ・ゴエスを投入。同ポジションだったバルベルデが中盤に降り、カマビンガがナチョのいた左サイドバックを担った。

 後半24分にバルセロナがFWラフィーニャに代えてFWアンス・ファティを送り出すと、レアルも同29分にクロースとの交代でMFオーレリアン・チュアメニを投入し、中盤の強度を高める。続けて同39分、2月25日のラ・リーガ第23節アトレティコ・マドリー戦(△1-1)で初ゴールを挙げたカスティージャ所属の18歳FWアルバロ・ロドリゲスをピッチへ送り込んだ。

 逃げ切りたいバルセロナは後半41分、ケシエを下げてMFセルジ・ロベルトを投入。レアルは同45分にロドリゴの強烈なミドルシュートでゴールを襲うなど、最後までチャンスを作り続けたが、無得点のまま公式戦7試合ぶりの黒星を喫した。

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