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メッシ妻が狙われた…武装ギャング集団が親類の店を襲撃、脅迫状にはメッシへのメッセージも

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メッシの妻アントネラさん(左)

 FWリオネル・メッシの故郷ロサリオでは、治安の悪化が懸念されている。メッシの妻アントネラ・ロクッツォさんの家族が経営するスーパーマーケットが、武装した男たちに襲撃された。スペイン『アス』が伝えている。

 2日の午前3時ごろ、メッシの妻アントネラさんのいとこが経営するスーパーが武装した男たちに襲撃された。そのうちの一人がバイクの後ろに乗ってスーパーに近づいたところを監視カメラに撮影されている。犯人は施設の金属製シャッターに十数回発砲。地元メディアによると、メッシにメッセージを残すことが真の目的だったという。

 メッシ宛に「メッシ、我々は君を待っている。ジャブキン(パブロ・ジャブキン、ロサリオ市長)は麻薬の売人だ。おまえの面倒は見ない」というダンボールに書かれたメッセージが残されていた。地元テレビ局は、武装集団の目的がメッシからお金をせしめることだった可能性を示唆。この襲撃事件を受け、スーパーは営業をストップしている。

『Infobae』の報道によると、当局は調査の後、この店の責任者が攻撃までの数時間に恐喝の脅迫を受けていなかったことを確認。この問題はギャングと関連している可能性があることを明らかにした。

 メッシの故郷ロサリオの住民にとって、この一年は激動だった。街に蔓延する治安の悪さが原因で、最大300人が死亡。ロサリオ・セントラルのミゲル・アンヘル・ルッソ監督は、選手たちが身の危険を感じてこの町でのプレーを拒否していると示唆し、パブロ・ジャブキン市長と対立している。葬儀会社でさえ、仕事を続けるために助けを求めている。つい数日前、殺人事件の被害者の葬儀で銃撃があり、男性が死亡、数人が負傷した。

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