リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが今季限りでクラブを去る意向のようだ。残留を望んでいたユルゲン・クロップ監督に対し、今夏で切れる現行契約を延長しないつもりであることを伝えたと、ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じている。

　現在31歳のフィルミーノは2015年夏にホッフェンハイムから加入。3トップの中央を主戦場に、2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇や2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝などに貢献してきた。

　しかし、近年は負傷の影響などで徐々に出場機会が減少。今季はシーズン序盤から好調を維持していたが、カタールW杯のブラジル代表メンバーから落選する挫折を味わった。同大会による中断明けからは一度もスタメン出場がなく、新加入のFWダルウィン・ヌニェスやFWコーディ・ガクポとのポジション争いで遅れを取る状況が続いている。

　イタリア『フットボール・イタリア』によると、フィルミーノが今夏にフリーとなることを受け、セリエAのユベントス、インテル、ミランが獲得に関心を示しているようだ。

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