歴史的な大勝を収めた。しかし、7点目が決まった直後、リバプールのユルゲン・クロップ監督は激怒した。英紙『リバプールエコー』や『ザ・サン』が伝えている。

　5日に行われたプレミアリーグ第26節で、公式戦11試合無敗と好調を維持するマンチェスター・Uをホームに迎えたリバプール。前半43分にFWコーディ・ガクポの得点で先制して迎えた後半に攻撃陣が爆発する。

　後半2分にMFハービー・エリオットのクロスをFWダルウィン・ヌニェスがヘディングで叩き込むと、同5分にはカウンターからガクポがゴールを陥れる。リードを3点差に広げても攻撃の手を緩めず、同21分と同38分にサラー、同30分にヌニェスがネットを揺らし、前線トリオが2点ずつを奪取。そして、同43分にはサラーのパスに反応したFWロベルト・フィルミーノが右足で蹴り込んでチーム7点目を記録した。

　今季限りでのリバプール退団が判明したフィルミーノのゴールに歓喜の輪が広がる。しかし、“事件”はそこで起きた。乱入したファンが歓喜の輪に滑り込んだようで、巻き込まれたDFアンドリュー・ロバートンが倒れ込んでしまった。

　この“事件”に激怒したのがクロップ監督だ。取り押さえられたファンがピッチ外へと連れ出される際、激しく怒鳴りつける様子がカメラには捉えられていた。負傷の可能性もあったロバートソンだが、ピッチ上で試合終了を迎えている。

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