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三笘薫PK奪取&冨安健洋PK獲得疑惑に元プレミア主審が見解…三笘の事象は「PKにならなくても驚かない」

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プレミアリーグでプレーする日本人2選手

 元プレミアリーグ主審のダーモット・ギャラガー氏が6日、『スカイ・スポーツ』に出演して同第26節の様々な判定について見解を示した。

 番組ではアーセナルボーンマスの前半45分に発生した事象が扱われた。このシーンはDF冨安健洋がPA内で相手DFマルコス・セネシに蹴られて転倒したようにも見えたが、主審は笛を吹かずPKとはならなかった。

 ギャラガー氏は冨安とセネシの接触について「どちらが最初にボールに触れたのかが分からない。何度も繰り返して見たよ。セネシはボールに触れたかな?」と映像からは判断が難しく、「どちらなのかがあまりにも分からないので、(VARが)主審の判断に従うこととなるシーンの1つだ」と説明。争点はセネシがボールに触れたのかという点にあり、主審がファウルと判断した場合のみアーセナルにPKが与えられるとコメントし、VARが介入しなかったことは正しいとした。

 また、ウエスト・ハム戦のブライトンMF三笘薫がPKを獲得したシーンも同番組で紹介された。

 MFジャロッド・ボーウェンが後方から三笘を倒したことにギャラガー氏は「ファウルの階層の中ではかなり下に位置する」とPKが与えられなかった可能性を伝えた。プレミアリーグは軽度の接触ではPKを与えないようにする指針があるため、「PKが与えられなくても驚かなかった」という。もっとも「ノーファウルと言い切ることはできない」とコメントし、誤審ではないとの見方も示している。


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