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W杯決勝を振り返るメッシ「あれでフランスが優勝しなかったのはクレイジー」

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母国をW杯制覇に導いたFWリオネル・メッシ

 パリSGアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがカタールW杯決勝でハットトリックを達成したFWキリアン・ムバッペを称え、あれでフランス代表が優勝しなかったのは驚きだと明かした。アメリカ『ESPN』が伝えている。

 メッシとムバッペの両クラックが激突したカタールW杯決勝。メッシが2ゴールを挙げた一方、ムバッペはW杯決勝史上2人目のハットトリックを成し遂げたが、試合はPK戦の末にアルゼンチンが制した。

 悲願の世界制覇を果たしたメッシは『パリSG TV』で「本当に息をのむような決勝戦だった。試合の流れはクレイジーだったね」と振り返り、対戦したムバッペに称賛の言葉を送っている。

「キリアンは信じられないようなハットトリックを決めた。あれで(フランスが)チャンピオンになれなかったのはクレイジーだよ」

「でも彼はすでに(2018年ロシアW杯で)優勝を経験しているし、ワールドチャンピオンになることがどんなことなのか知っている。だからサッカー界にとって、素晴らしい決勝戦だったんだ。いま彼と同じチームでプレーできるのは嬉しいことだし、ここパリで素晴らしいことが達成できるのを願っている」

 メッシは先月末にムバッペやレアル・マドリーのフランス代表FWカリム・ベンゼマを抑え、2022年のザ・ベストFIFA男子最優秀選手賞を獲得した。パリSG加入1年目の2021-22シーズンは苦戦したが、現在はより落ち着いてプレーできていると話している。

「そうだね。とても調子がいいのは本当だよ」

「1年目は、いろいろな理由でパリに適応するのに少し時間が必要だった。だけど今季は本当に違った形で、意欲的にスタートできた」

「クラブ、街、そしてパリに関するもの全てに、より心地よさを感じている。今季を楽しんでいるというのが本当のところだ。僕の人生は、これまでもずっとそうだったように思う」

「献身、仕事、努力、そして毎日をより充実させたいと思うこと。新しいクラブに来たからには、パリでタイトルを取りたいし、シーズンの始めに決めた大きな目標を達成できるようにしたい」

 パリSGは8日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でバイエルンのホームに乗り込む。0-1で落とした第1戦からの逆転を目指す中、メッシは強い決意を示している。

「僕らはミュンヘンに行く。最初の試合と同じように、とてもタフな試合になるだろう。特に、このスタジアムで勝つのはとても難しい」

「だけど正しいやり方をすれば、状況を好転させることができると思っている。チャンピオンズリーグの旅をもっと続けたい。それが僕らの目標だ」

 2シーズンぶりのラウンド16突破を懸けた大一番。パリSGは右足首の負傷で今季絶望的となったFWネイマールを欠くだけに、メッシにかかる期待はいつも以上に大きくなっている。

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