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2月に緊急搬送された元日本代表指揮官ザッケローニ氏、現在は一般病棟に転院

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アルベルト・ザッケローニ氏

 一時は意識不明で集中治療室にも入っていた元日本代表指揮官アルベルト・ザッケローニ氏(69)が、一般病棟に移ったようだ。伊『スカイ・イタリア』などが伝えている。

 ザッケローニ氏は2月10日午後、イタリア・チェゼーナにある自宅の内階段付近で意識を失い、そのまま倒れているところを発見された。すぐに救急車でチェゼーナのマウリツィオ・ブファリーニ病院に搬送されたが、転倒した際に頭部に負傷しており、CT検査の結果、深刻な状況だったため、集中治療室に収容されていた。

 その後は容態は改善。現在はチェゼナーティコにあるマルコーニ病院のリハビリ部門に転院したという。だが、同メディアは容態は改善傾向にあるものの、予後はいまだ完全に安定状態に至ったわけではないとも伝えている。

 ザッケローニ氏は2010年から14年まで日本代表の指揮官を務めた。11年にはアジアカップ、13年に東アジアカップを制覇。14年のブラジルW杯はグループリーグ敗退となっていた。その後は北京国安(中国)やUAE代表を指揮し、監督業を勇退。22年カタールW杯ではFIFA技術研究専門家グループの一員だった。

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