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マンU指揮官「何が起こっている?」…カゼミーロが涙、同僚が慰める

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FWアントニーに慰められるMFカゼミーロ

 プレミアリーグで上位を争うマンチェスター・ユナイテッドにとって、大きな痛手となりそうだ。

 12日に行われたプレミアリーグ第27節でサウサンプトンをホームに迎えると、前半34分にアクシデントが発生した。中盤のルーズボールにMFカゼミーロとMFカルロス・アルカラスが反応。スライディングを試みたカゼミーロの右足がいち早くボールに到達したが、ボールの表面で滑ってしまい、予期せぬ形でアルカラスのすねに足裏が直撃してしまった。

 プレー直後にアンソニー・テイラー主審はイエローカードを提示したものの、VARが介入した結果、カードの色は「黄」から「赤」に変更に。レッドカードを提示されたカゼミーロは顔を手で覆って涙を流し、ブラジル代表の同僚でもあるFWアントニーは抱き寄せて慰めていた。

 プレミア第22節クリスタル・パレス戦に続き、今季2度目の一発退場となったカゼミーロは、国内で行われる公式戦で4試合の出場停止。FA杯準々決勝フルハム戦、プレミア第29節ニューカッスル戦、第25節ブレントフォード戦、第30節エバートン戦でピッチに立てないこととなった。

 クラブ公式ウェブサイトによると、チームを率いるエリック・テン・ハフ監督は「カゼミーロはヨーロッパで500試合以上に出場して、一度もレッドカードをもらったことがなかった。だが、何が起こっている? プレミアリーグの20数試合で、彼は2枚のレッドカードをもらった」と語ると、「レッドカードは不要だった」と続けている。

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