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15-16王者レスターなど9クラブが大接戦…プレミア残留争いは歴史的デッドヒートに

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レスター・シティも危機

 プレミアリーグは今季、残留争いが史上稀に見るデッドヒートとなっている。12位のクリスタル・パレスと最下位サウサンプトンとの勝ち点差はわずか「5」。2015-16年の王者であるレスター・シティもその戦いに巻き込まれており、下位3チームの降格枠を回避したい各チームの死闘は最後までもつれ込みそうだ。

 プレミアリーグはこれまで26節を消化。ボトムハーフは11位のアストン・ビラが勝ち点「35」でやや突き放しているが、12位のクリスタル・パレスが「27」、13位のウォルバーハンプトン(27試合消化)が「27」、14位のノッティンガム・フォレストが「26」、15位のエバートン(27試合消化)が「25」、16位のレスター・シティが「24」、17位のウェスト・ハムが「24」、18位のボーンマスが「24」、19位のリーズが「23」、最下位サウサンプトンが「22」と大混戦となっている。

 イギリス『BBC』では「今季の降格争いはこれまでの中でも最もタイトなものの一つだ」とし、識者やサポーターの声を募集中。ボーンマスのDFアダム・スミスが「よりプレッシャーがかかるのは近い順位のチームとの対戦だ。生き残るチームはプレッシャーによく対処し、結果につなげたチームだ」と率直に述べるなど、議論は盛り上がりを博している。

 またBBCは国内メディアのゴシップ記事を引用し、各クラブが来季降格した場合に備え、すでに「プランを練り始めている」と指摘。『テレグラフ』によるとウェスト・ハムの選手は大幅な給与カットを迫られ、『デイリー・メール』によるとレスターの最近の契約には降格時のサラリーカット条項が盛り込まれているという。

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