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久保建英が決勝ゴール!! 森保J合流前に置き土産、ソシエダに7試合ぶり白星もたらす

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MF久保建英が決勝ゴール

[3.19 ラ・リーガ第26節 ソシエダ 2-0 エルチェ]

 ラ・リーガは19日、第26節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダエルチェを2-0で破った。公式戦3試合ぶりの先発復帰した久保は後半3分に決勝ゴールを記録。日本代表への合流前に結果を出し、チームに7試合ぶりの白星をもたらした。

 久保は公式戦では9日のELローマ戦(●0-2)、リーグ戦では3日の第24節カディス戦(△0-0)以来の先発出場。この日は4-3-1-2の2トップの一角でピッチに立った。

 前半はほとんど久保からチャンスが生み出されるという展開。まずは前半5分、鋭い切り返しで相手をかわしたMFダビド・シルバからのパスを右サイドで受けると、思い切って左足を振り抜く。だが、シュートは大きく枠外。同9分には右から仕掛けた久保がシルバとのワンツーから左足で狙うも、これも枠を外れた。

 前半34分には前線からの守備でGKからのパスをカット。FWアレクサンドル・セルロースへのクロスを狙ったが、惜しくもGKに阻まれる。同40分、ショートCKを受けたシルバのパスから左足で狙うも、これもゴール左に外れた。同43分、カウンターに抜け出したシルバの横パスから放ったシュートも枠外。結局、シュート5本で不発に終わった。

 それでも後半3分、久保がついにエルチェのゴールを破った。左サイドを持ち上がったシルバのスルーパスにオフサイドラインギリギリで反応すると、ゴール左斜め前からグラウンダーシュート。GKの逆を突いてゴール右隅に流し込んだ。

 久保は2月13日の第21節エスパニョール戦(◯3-2)以来5試合ぶりの得点で今季5ゴール目。スペイン移籍初年度の2019-20シーズンの4得点を上回り、自身キャリアハイの記録を達成した。この一戦が終わればキリンチャレンジカップのウルグアイ戦、コロンビア戦に臨む日本代表合流を控えている中、大きく勢いもつける結果となった。

 その後は拮抗した展開となった中、久保は後半34分に途中交代。最後は交代出場のFWアンヘル・バレネチェアが相手のミスを見逃さずに追加点を奪い、リードを2点に広げた。試合はそのままタイムアップ。ソシエダにとっては久保が前回ゴールを決めた第21節のエスパニョール戦以来、公式戦7試合ぶりの白星を獲得した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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