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約40秒でレッドカード3枚…マンUレジェンドも「フルハムの自滅としか言いようがない」

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レッドカードを提示されるフルハムFWアレクサンダル・ミトロビッチ

 敵地で先制に成功したフルハム。勝利への機運が高まったものの、約40秒間で3人にレッドカードが提示されると、マンチェスター・ユナイテッドに1-3の逆転負けを喫してしまった。

 19日に開催されたFA杯準々決勝で、フルハムはマンチェスター・Uの本拠地オールド・トラフォードに乗り込んだ。前半をスコアレスで折り返すと、後半5分にCKの流れからエースのFWアレクサンダル・ミトロビッチが左足で蹴り込み、スコアを1-0とした。

 しかし、後半25分、CKをはね返されてカウンターから危機を招くと、FWアントニーのパスからPA内に走り込んだFWジェイドン・サンチョに決定的なシュートを放たれてしまう。必死にカバーに戻ったFWウィリアンがブロックするが、映像ではハンドは明らかであり、ここでVARが介入する。

 クリス・カバナー主審が映像をチェックしに向かうと、激高したマルコ・シウバ監督が判定に異議を唱えるが、すぐさまレッドカードが提示される。そして、ハンドが確認されてウィリアンにもレッドカードが提示されると、判定に猛抗議したミトロビッチにもレッドカードが出された。

 わずか40秒間に3枚のレッドカードが提示されたフルハム。このプレーで与えたPKをMFブルーノ・フェルナンデスに沈められて追い付かれると、後半32分に逆転を許し、同アディショナルタイムにダメ押しゴールを奪われる。1-3の逆転負けを喫し、準々決勝敗退となった。

 英紙『スカイスポーツ』や『ミラー』によると、マンチェスター・Uのレジェンドであるロイ・キーン氏は「特にPKの場面は、監督と選手の反応も含めて、フルハムの自滅としか言いようがない。彼らにはチャンスがあったのに、それを台無しにしたんだ。マンチェスター・ユナイテッドが勝つというより、フルハムが負けるべくして負けたという感じだ」と語っている。

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