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「チームの質の低下を実感した」バイエルンがナーゲルスマン監督の解任を発表…新指揮官にトゥヘル氏を招へい

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 バイエルンは24日、ユリアン・ナーゲルスマン監督の解任とトーマス・トゥヘル新指揮官の就任を発表した。トゥヘル監督の契約は、2025年6月30日までと伝えられている。

 21年夏よりブンデスリーガ王者を率いて2年目のシーズンを過ごしていたナーゲルスマン監督。昨季で10連覇を達成したバイエルンだが、現在は首位ドルトムントの背中を1ポイント差で追う。11連覇射程圏内、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝、DFBポカール準々決勝を残す中での解任発表。クラブのCEOを務めるオリバー・カーン氏は次のように理由を述べた。

「私たちは、昨年ドイツで優勝したとはいえ、チームの質がますます低下していることを実感している。ワールドカップ後、私たちは成功的で魅力的なサッカーをしなくなり、パフォーマンスの激しい変動は、今シーズンだけでなく、それ以降も私たちの目標に疑問を投げかけることになった。だからこそ、私たちは今、決断を下したのだ」

 クラブが求める圧倒的な強さを誇れなかったナーゲルスマン監督。そんな彼には、国際Aマッチウィーク中にアントニオ・コンテ監督の解任に踏み切る可能性が噂されているトッテナムが関心を示していると、『BBC』などの英メディアが報じている。

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