元イングランド代表のスティーブン・ジェラード氏がMFジュード・ベリンガムに賛辞を贈っている。英紙『ザ・サン』が伝えた。

　カタールW杯では全試合先発出場を果たし、今月から始まったEURO2024予選ではイングランド代表のナンバー10を背負うなど、存在感を高める19歳。レアル・マドリーやマンチェスター・C、リバプールなどが大きな関心を寄せており、今夏の移籍市場での動向が注目されている。

　23日のイタリア戦、26日のウクライナ戦と2試合連続でスタメンに名を連ねたベリンガムは2連勝に貢献。ウクライナ戦後には『チャンネル4』の解説を務めたジェラード氏からインタビューを受け、リバプールのレジェンドの隣に立ったことに喜びを隠さなかった。

「ジェラードがお手本になるのは間違いない。スティービーは、チームをけん引することも、1人で試合に勝たせることも、MFとしてすべてをこなすこともできた。僕はずっと、君と君のプレーを尊敬していると言ってきたし、今、ここに立っていることが嬉しいんだ」

　これに対し、ジェラードは「今、君に言わせてもらうと、君は僕が君の年齢でやっていたことよりずっと先に進んでいるんだ」と返し、ベリンガムを絶賛。「彼は19歳の僕よりいい体をしている」と語りつつ、「僕は22、23歳まであのパワーはなかったよ。ボール扱いに対する自信もある。彼は素晴らしい場所にいるのだから、いいプレーをし続ける必要がある」と続けた。