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「皆さんの前でプレーすることが最大の喜びだった」…現役引退のベイル氏が母国のファンに別れの挨拶

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ガレス・ベイル

 現役を引退した元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏が、母国のファン・サポーターの前に立ち、改めて別れを告げた。英紙『ザ・サン』が伝えている。

 レアル・マドリーで絶頂期を迎えたベイル氏は、3度のラ・リーガ優勝、5度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇をはじめ、数々のタイトル獲得を経験。また、06年にデビューしたウェールズ代表では国際Aマッチ通算111試合40得点を記録し、64年ぶりのW杯出場となったカタール大会ではキャプテンとしてチームをけん引した。

 22年6月からはアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCと2年契約を結んでいたが、今年1月に現役引退を表明。サッカー選手としてのキャリアにピリオドを打った。

 すると、28日に行われたEURO2024予選ウェールズ対ラトビアが開催されたカーディフ・シティ・スタジアムにベイル氏が登場。「この国を代表し、世界最高のファンの前でプレーできたことは、とても光栄なことです」と語り、改めてファン・サポーターへの感謝を涙ながらに伝えたようだ。

「皆さんは、良いときも悪いときも僕や家族、そしてチームを応援してくれました。正直なところ、僕のキャリアを通して、皆さんの前でプレーすることが最大の喜びでした。皆さんの前でプレーできなくなるのは寂しいですが、これからも選手たちを応援してください」

「皆さんがウェールズのサッカーを特別なものにしてくれて、ウェールズサッカーを作り上げてくれています。もちろん、僕も君たちと同じように応援していくよ。将来、すぐに会えることを祈っています。ありがとうございました」

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