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バルセロナのシャビ監督がメッシ復帰報道に言及「ここに来たいと言ってくれれば嬉しいが…」

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シャビ・エルナンデス監督とFWリオネル・メッシ

 バルセロナが再獲得に向けて動いていると報じられたパリSGのFWリオネル・メッシに関し、シャビ・エルナンデス監督が口を開いた。スペイン『アス』や『マルカ』が伝えている。

 メッシとパリSGの現行契約は今年6月30日まで。古巣バルセロナへの復帰が噂される中、3月31日にクラブのスポーツ部門副会長を務めるラファエル・ジュステ氏が、メッシと連絡を取り合っていることを認めて話題となった。

 シャビ監督は1日のラ・リーガ第27節エルチェ戦の前日会見でメッシ復帰の可能性を問われ、次のように答えている。

「今はメッシの復帰について話す時ではない。私は彼とよく喋るし、友達でもある。しかし、レオ、クラブ、そしてチームにとって、今はその時ではない」

「ここは彼の家だ。彼の人生のクラブであり、史上最高のサッカー選手だが、その話をするのは適切な時期ではないと思う」

 バルセロナはラ・リーガで2位レアル・マドリーに勝ち点12差をつけて首位を独走中。このまま優勝すれば、メッシ退団後初のメジャータイトル獲得となる。

「(ラポルタ会長にメッシの復帰を要請したかを問われて)来季のことは話していない。私たちはタイトルを獲得することにとても集中している。私たちは1年中、タイトルを獲ることについて話してきたのに、今になって契約について聞かれるとはね。まだ全てが決まっていないのに、サインについて話すのは理解できない」

「あなたたちは話題を変えるスペシャリストだ。驚いたよ。一年中、タイトルを獲れないと言い続けてきたのに、今度はこれだ。賢明であるならば、運命に耳を傾けよう。レオがどれほどの意志を持っているか、それを見てみよう」

「今この話を始めると、メッシやチーム、組織に対して失礼になるのではないだろうか。ポスト・メッシの時代に、タイトル獲得まであと一歩のところまで来ているとしたら、それは驚くべきことだ。それが私たちの成功なんだ」

 目の前の戦いに集中していることを強調したシャビ監督だが、一方で「どんな形であれ、レオがバルセロナに戻ってくるのを見られることを願っている」と復帰自体は歓迎している。

 実現可能かどうかについては「それは多くの要因に依存する。私たちはまだフェアプレー(UEFAのファイナンシャル・フェアプレー規則)を見極めるのを待っているところだ。いろいろなことがあるが、どうなるかはレオの意思次第だ。ここに来たいと言ってくれれば嬉しいが、考慮しなければならないことはたくさんある」と慎重な姿勢を示した。

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