日本代表にも招集されたMF中村敬斗が帰還したLASKリンツで躍動を続ける。2日のオーストリア1部優勝プレーオフ第1節でオーストリア・ウィーンと対戦すると、チーム1点目をマーク。今季公式戦15ゴール目を記録した。

　先発出場の中村は0-2で迎えた後半28分に持ち味を発揮する。後方からのロングボールを拾うと、そのまま敵陣へ。右足の細かいタッチで相手を翻弄しながらカットインでPA中央に進入。右足シュートをゴールに突き刺した。

　中村のゴールで勢いを取り戻したLASKは後半45分に追いつき、2-2でドロー。上位6チームによる優勝プレーオフで現在3位のLASKは、首位ザルツブルクを勝ち点10差で追走している。中村は今季公式戦26試合で15ゴール7アシストと好調を続けている。

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