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ベンゼマが2試合連続ハットトリック!! レアル・マドリーがバルセロナに4発逆転で国王杯決勝へ

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FWカリム・ベンゼマが3ゴールの活躍

[4.5 国王杯準決勝 バルセロナ 0-4 R・マドリー]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第2戦が5日に行われ、レアル・マドリーが敵地でバルセロナに4-0で勝利した。今季5度目のエル・クラシコを制し、2試合合計スコアは4-1。優勝した2013-14シーズン以来のファイナル進出を果たした。決勝は5月6日に開催され、オサスナと対戦する。

 3月2日にサンティアゴ・ベルナベウで行われた第1戦はバルセロナが1-0で勝利。第2戦は一進一退の攻防が続く中、前半アディショナルタイム1分にスコアが動いた。

 FWロベルト・レバンドフスキのシュートに対してGKティボー・クルトワがファインセーブを見せた流れから、レアルがカウンターを発動。FWビニシウス・ジュニオールが中央をドリブルで持ち運び、複数人を引き付けてペナルティエリア右にパスを送る。

 FWカリム・ベンゼマがシュートと見せかけて折り返し、受けたビニシウスが右足でシュート。DFジュール・クンデにブロックされるも、ゴール方向へ転がったボールをベンゼマが押し込む。先にラインを割っていたとして、記録はビニシウスの得点となった。

 後半5分にはMFルカ・モドリッチが右サイドから中央へ切れ込み、フリーのベンゼマにつなぐ。ベンゼマは右足で難なくゴール左へ流し込み、レアルが2戦合計2-1と逆転した。

 さらに後半12分、ビニシウスが右サイドバックのDFロナルド・アラウホとマッチアップ。カバーに入ったMFフランク・ケシエにペナルティエリア左で倒され、PKを獲得する。同13分にPKキッカーを務めたのはベンゼマ。右足でゴール右に決め、大きな3点目を挙げた。

 エースの勢いは止まらない。後半36分にはカウンターからビニシウスがドリブルで攻め上がり、右でフリーのベンゼマにラストパス。ベンゼマはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとの1対1から右足で冷静にネットを揺らし、2日のラ・リーガ第27節バジャドリー戦(○6-0)に続く公式戦2試合連続のハットトリックを達成した。

 バルセロナはそのまま0-4でタイムアップを迎え、ホームで屈辱の大敗。2位レアルに勝ち点12差をつけて首位を独走するラ・リーガでの勢いを見せられず、エル・クラシコの連勝は「3」で止まった。

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