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アーセナルを救ったGKラムズデールの連続好守…本人は「それが仕事」と謙虚に振る舞う

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GKアーロン・ラムズデールがビッグセーブ

 リバプールから2点を先行するも、前半終了間際に1点を返されると後半42分に追いつかれたアーセナル。アンフィールドに詰めかけたリバプールファンが逆転すべく大きな声援で最高の雰囲気を作り上げながら、試合は後半アディショナルタイムに突入する。完全アウェーの状況でアーセナルは決定的なピンチを複数回迎えて勝ち点を落としかねない展開となったが、GKアーロン・ラムズデールがビッグセーブを連発してチームを救った。

 勢いづくリバプールは後半アディショナルタイム5分、FWモハメド・サラーがペナルティーエリア内の右斜め45度からコントロールシュートを放つ。ボールはDFガブリエル・マガリャンイスに当たってゴール左上角へと向かったが、ラムズデールが懸命に伸ばした右手に防がれた。

 続く後半アディショナルタイム6分にはリバプールに最大の決定機。DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスをFWダルウィン・ヌニェスが頭で折り返し、ボールはゴール正面でフリーのDFイブラヒマ・コナテへ向かう。コナテがゴールエリア内でシュートして大逆転劇完遂かと思われたが、ラムズデールが決死のダイビングセーブを見せて得点とはならなかった。結局両チームに勝ち越し点は生まれず、2-2の引き分けで終わっている。

 圧巻の好守で救世主となったラムズデールだが、『スカイ・スポーツ』のインタビューでは「それが僕の仕事だよ」と謙虚な様子。それでも「勝ち点3こそ取れなかったが、僕のセーブでチームを助けられた」と手応えを示し、「0ポイントよりはるかに良いもので監督もポジティブに受け止めている」とリーグ優勝への重要な勝ち点1だと強調した。

 アーセナルは2位のマンチェスター・シティと6ポイント差をつけており、リーグ優勝は手の届くところまできている。それでもマンチェスター・Cとの直接対決やチェルシー戦など難敵との対戦を控えており、残り試合もラムズデールの活躍が欠かせないだろう。

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