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久保建英はマークに苦しみ途中交代…イニャキ2発に屈したソシエダがダービー完封負け

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MF久保建英は輝けず

[4.15 ラ・リーガ第29節 ビルバオ 2-0 ソシエダ]

 ラ・リーガは15日、第29節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダアスレティック・ビルバオとのバスクダービーに0-2で敗れた。5位のビジャレアルが敗れたこともあり、勝ち点3差以上での4位キープは確定しているが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権確保に向けて痛い足踏み。久保は4-3-1-2の2トップの一角で先発出場したが、相手DFの厳しいマークに封じられ、後半16分に途中交代した。

 久保にとっては1月14日の第17節でゴールを記録した相性の良い相手とのダービーマッチ。ところがこの日はチーム全体が一方的な守勢を強いられ、久保もDFユーリ・ベルチチェにマンツーマン気味の対応を取られ、右サイドで孤立した時間が続いた。

 一方のアスレティックは中盤を使ってボールを動かしつつ、FWイニャキ・ウィリアムスとMFニコラス・ウィリアムスの兄弟を中心に攻撃を展開。それぞれが決定機を作りながらもGKアレックス・レミロのスーパーセーブに遭っていたが、前半33分、右CKにファーサイドで待っていたI・ウィリアムスが相手に阻まれながらも右足でねじ込み、試合の均衡が破られた。

 防戦一方のソシエダは後半開始時、DFアンドニ・ゴロサベルとMFブライス・メンデスを下げてDFアリツ・エルストンドとMFアンデル・バレネチェアを投入。システムを4-3-3のような形に変更した。

 ソシエダは後半10分、左サイドを抜け出したMFダビド・シルバの折り返しからバレネチェアが立て続けに狙うも、GKウナイ・シモンがファインセーブ。こぼれ球から久保が右足で狙ったが、相手GKウナイ・シモンにブロックされた。

 後半16分には久保がFWミケル・オヤルサバルとともに途中交代。FWアレクサンデル・セルロートとFWモハメド・アリ・チョーが投入された。

 すると後半25分、ビルバオが追加点を奪った。N・ウィリアムスのパスを左に開いて受けたMFラウル・ガルシアが右サイドに大きく展開すると、これに反応したI・ウィリアムスが右を攻め上がって右足一閃。角度のないところから豪快に突き刺し、2-0となった。

 ソシエダは終盤にチョーとセルロース、バレネチェアが立て続けに決定機を迎えたが、シュートは精度を欠いて枠外。ノーゴールに終わったソシエダが2試合ぶりの黒星を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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