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シャビ監督があらゆる手を打つも実らず…首位バルセロナ、敵地でヘタフェとスコアレスドロー

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バルセロナはヘタフェとスコアレスドロー

[4.16 ラ・リーガ第29節 ヘタフェ 0-0 バルセロナ]

 ラ・リーガ第29節が16日に開催され、首位バルセロナは敵地で15位ヘタフェと0-0で引き分けた。これでリーグ戦2試合連続のスコアレスドロー。15日に2位レアル・マドリーが勝利していたため、勝ち点差は「13」から「11」に縮まった。

 バルセロナは左サイドバックが本職のDFアレックス・バルデを左ウイングで起用。最終ラインは右からDFセルジ・ロベルト、DFロナルド・アラウホ、DFジュール・クンデ、DFジョルディ・アルバとなり、左サイドでは攻撃時にバルデがワイドに開いてJ・アルバはインサイドでプレーした。

 前半15分にはバルデが右足でクロスを送り、ニアのJ・アルバがそらしてチャンスになりかけるが、相手の守備でシュートにはつながらない。すると同18分、S・ロベルトが筋肉系のトラブルでDFエリック・ガルシアと交代。右サイドバックはクンデやアラウホもこなせるが、そのままE・ガルシアが務めた。

 攻勢を続けるバルセロナは前半25分にビッグチャンスを創出する。ゴールキック時に前からハメようとする相手を逆手に取り、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがロングフィード。受けようと降りてきたFWロベルト・レバンドフスキがワンバウンドしたボールをスルーし、抜け出したFWラフィーニャが左足でシュートを放つ。しかし、右ポストを直撃。跳ね返りをバルデが左足で押し込もうとするが、再び右ポストに当たった。

 その後、バルセロナは攻めあぐねる時間が続くと、右サイドバックのE・ガルシアとセンターバックのクンデのポジションをチェンジ。前半アディショナルタイム2分には右サイドのMFセルヒオ・ブスケツがクロスを送り、レバンドフスキが頭で合わせるも、GKダビド・ソリアのファインセーブで先制とはならず。スコアレスで前半を折り返した。

 ハーフタイム明けからもゴールを目指して攻め込む中、後半8分にバルデが左サイドから中央へ持ち出し、ブスケツにバックパス。ブスケツがペナルティエリア左に浮かせたボールを送ると、攻め上がったJ・アルバがヘディングで折り返し、MFフランク・ケシエが右足で豪快に合わせる。しかし、シュートはGKソリアに右手1本で阻まれ、その前にJ・アルバのオフサイドを取られた。

 後半18分にはヘタフェFWエネス・ウナルにハイラインの背後を突かれるが、こちらもオフサイド判定で難を逃れる。

 シャビ・エルナンデス監督は後半23分に動き、J・アルバとケシエに代えてFWアンス・ファティとFWフェラン・トーレスを投入。バルデが左サイドバックに下がり、ファティは左ウイング、F・トーレスはケシエがいたインサイドハーフに入った。

 バルセロナはレバンドフスキやラフィーニャのシュートで相手ゴールを脅かす一方で、後半42分にはヘタフェのカウンターからFWボルハ・マジョラルに決定的なシュートを許すが、枠を外れて失点は回避。互いに最後まで得点を挙げられず、スコアレスドローに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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