リーグアン第31節クレルモン対アンジェでのサポーターの極端な行動を、英『ザ・サン』が伝えている。

　クレモルンのホームで行われた一戦。最下位に低迷するアウェーのアンジェだったが、この日は前半28分に先制点を奪う幸先の良いスタートを切った。しかし、先制からわずか5分後の同33分にクレモルンにPKを献上。ここで思わぬ行動に出たのが、アンジェのサポーターだった。

　PKキッカーとしてFWグルジョン・キエがペナルティスポットへと向かう。すると、ゴール裏の一部に陣取ったアンジェのサポーター数人が、なんとパンツを降ろしてお尻を出し、キエの気を紛らわせようとしたのだ。

　ゴール裏に並んだお尻。しかし、キエはしっかりとゴールネットを揺らし、サポーターの“奇策”は大失敗。さらに前半39分には再びクレモルンにPKを献上してしまう。サポーターは1本目での失敗に気落ちしたのか、2本目ではほぼ全員がPKキッカーのMFムハマド・サラスビッチへ視線を向けていた。数人は変わらずにお尻を出していたが、2本目もきっちり沈められて逆転を許してしまった。

　その後、前半アディショナルタイムと後半アディショナルタイムにクレモルンに退場者が出たものの、数的優位に立ったアンジェに同点ゴールは生まれず。1-2のまま敗れることとなった。

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