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後半ATに2ゴールが生まれた激戦!! リバプールがトッテナムとの打ち合いを制してEL出場圏の5位に浮上

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FWディオゴ・ジョタ

[4.30 プレミアリーグ第34節 リバプール 4-3 トッテナム]

 プレミアリーグは30日、各地で第34節を開催した。7位リバプールはホームで5位トッテナムと対戦。4-3で打ち合いを制した。

 リーグ戦3連勝中のリバプールと3試合で勝利がないトッテナム。両チームは他力本願ながらも、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場圏内の4位以上を目指して日々戦っている。ただ、その中でもUEFAヨーロッパリーグ(EL)の出場は確実なものにしたい。上位進出を懸けてアンフィールドで激突した。

 試合は開始早々にスコアを動かく。リバプールは前半3分、右サイドでボールを受けたFWモハメド・サラーがボールキープで相手を引きつけると、真後ろにいたDFトレント・アレクサンダー・アーノルドに落とす。そのボールをダイレクトでゴール前に入れると、ファーサイドに走り込んだMFカーティス・ジョーンズが決めてリードを掴んだ。

 早い時間帯に先制点を手にして勢いに乗るリバプールはさらに前半5分、右サイドから攻撃を仕掛けると、サラーのパスで相手ディフェンスラインの背後に抜け出したFWコーディ・ガクポがラインぎりぎりで折り返す。そのボールにFWルイス・ディアスがニアサイドで合わせて押し込んだ。

 2点リードのリバプールは前半14分、ペナルティエリア内でボールを受けたガクポがトッテナムのDFクリスティアン・ロメロに倒されてPKを獲得。この決定機をサラーがど真ん中に決めて前半だけで3点差に広げた。

 反撃に出たいトッテナムはMFソン・フンミンとFWハリー・ケインにボールを入れたいところだが、前進に苦闘。自陣でのプレー時間が続いた。ただ、相手最終ラインのミスからショーカウンターの数が増えていくと、そこから徐々にリバプールゴールへ迫っていく。

 前半39分には相手のミスからソン・フンミンがゴール前でチャンスを得るも、ここはカバーに入ったDFフィルヒル・ファン・ダイクがシュートブロック。それでも同39分に反撃弾を挙げる。左サイドを抜け出したMFイバン・ペリシッチが持ち運んでクロスを送ると、そのボールにケインがボレーシュートで合わせてゴールに突き刺した。

 その後もミスが続いたリバプールだが、GKアリソン・ベッカーの好守もあり追加点を許さず。試合はホームチームの2点リードのまま前半を折り返すと、後半は立ち上がりからトッテナムが攻勢に転じた。同9分にはソン・フンミンがポストを叩くシュート。同12分にはMFペドロ・ポロが遠めから右足を振ったが、こちらはアリソンに阻まれた。

 そこから息を吹き返したリバプールが試合の出場権を握ると、しっかりとボールを保持して前線へ。選手交代でFWディオゴ・ジョタとFWダルウィン・ヌニェスをピッチに送り込み攻撃の活性化を図った。

 勝利へ3点が必要なトッテナムは後半32分、ロメロのパスに抜け出したソン・フンミンがアリソンとの一対一を冷静に沈めて1点差に。同39分にはFWリシャルリソンを投入してさらに攻撃の手を強めた。

 すると後半アディショナルタイム3分には、そのリシャルリソンがフリーキックに合わせて同点弾。土壇場で試合を振り出しに戻した。それでもここはアンフィールド。リバプールが同アディショナルタイム4分にジョタの勝ち越しゴールで再びリードを掴んで4-3で逃げ切った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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