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プレミア昇格レース最後の1枠は…PO出場4チームが決定!! 3部からの“昇格組”サンダーランドが6位に滑り込む

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サンダーランド

 イングランド2部相当のEFLチャンピオンシップは8日、レギュラーシーズン最終節を行った。すでに首位のバーンリー、2位のシェフィールド・ユナイテッドの来季プレミアリーグ昇格は決まっており、注目が集まったのはプレーオフ出場権争い。同じく順位が確定済みだった3位のルートン・タウン、4位のミドルスブラに加えて、コベントリーサンダーランドが最後に滑り込んだ。

 最終節までもつれ込んだ5〜6位争い。試合前の時点では5位コベントリー(勝ち点69)、6位ミルウォール(68)、7位サンダーランド(66)、8位WBA(66)、9位ブラックバーン(66)にプレーオフ出場権獲得のチャンスが残っており、一斉開催の大一番に臨んだ。

 4位のミドルスブラに挑んだ5位のコベントリーは引き分け以上で5位が確定。一方的に相手にボールを持たせる中、1-1のドローに持ち込み、自力でプレーオフ出場権を獲得した。もっともこの結果により、プレーオフ初戦も同じ対戦カードになることが確定。悲願のプレミア昇格をかけて異例の3連戦となる。

 白熱したのは6位争い。勝てば自力プレーオフ圏内の6位ミルウォールは9位ブラックバーンとの直接対決を優位に運び、3-1で前半を折り返したものの、後半に3失点を喫して大逆転負け。かろうじて昇格の可能性を残していたブラックバーンの意地に屈し、プレーオフ圏内から転落した。

 続く7位のサンダーランドは中位のプレストンに対し、前半こそスコアレスで折り返したが、後半に一挙3得点。他会場では8位のWBAが一時スウォンジーを先行していたものの、最終的には2-3の逆転負けを喫したため、今季2部復帰を果たしたサンダーランドが6位に滑り込む形となった。

 プレーオフ初戦では3位ルートン・タウン対6位サンダーランド、4位ミドルスブラ対5位コベントリーがホームアンドアウェーで対戦。今月13〜14日に第1戦、16〜17日に第2戦が行われる。また勝者同士が27日に行われるウェンブリーでの一発勝負に臨む。

 なお、DF中山雄太所属のハダースフィールドは来季もチャンピオンシップに残留。レディング、ブラックプール、ウィガンの降格が決まった。

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