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堂安フライブルクのCL初出場に黄信号…4位争い直接対決で痛恨の連敗

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MF堂安律

[5.13 ブンデスリーガ第32節 ウニオン・ベルリン 4-2 フライブルク]

 ブンデスリーガは13日、第32節を各地で行い、MF堂安律所属のフライブルクウニオン・ベルリンに2-4で敗れた。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を争う直接対決で痛恨の黒星。前節もライプツィヒとの直接対決に敗れており、史上初の夢舞台が一歩遠のいた。

 ともに勝ち点56で並んでいた両者の直接対決。試合は前半5分に早くも動いた。ウニオンはDFロビン・クノッヘからのロングフィードをFWシェラルド・ベッカーが頭でそらすと、ペナルティエリア内でFWケビン・ベーレンスがキープ。そこからのパスを受けたベッカーが右足で叩き込み、ウニオンが1点リードした。

 その後は拮抗した展開が続いたものの、前半36分、ウニオンはまたも前線でベッカーがアバウトなボールを収めると、ベーレンスとのワンツーからGKマルク・フレッケンの股下を抜くシュートで追加点。また同38分にもセットプレーのこぼれ球を拾ったベッカーがペナルティエリア際から強烈なシュートを突き刺し、3-0とした。

 厳しい展開を強いられたフライブルクは後半11分、得意のセットプレーからようやく1点を返す。MFビンチェンツォ・グリフォの右CKからDFマヌエル・グルデが頭で決めた。さらにフライブルクは同15分、縦への速い展開から堂安が左足ボレーで狙うも相手DFがブロック。それでも同24分、堂安を起点とした縦パスの連続からMFロランド・サライが倒されてPKを獲得し、同25分にグリフォが決めて1点差に詰め寄った。

 それでもフライブルクは及ばなかった。後半34分、右で幅を取った堂安のスルーパスを受けたサライのシュートが相手に阻まれると、直後の同35分、ウニオンのカウンター攻撃が炸裂。FWジョルダン・シエバチュのスルーパスにベッカーが抜け出し、最後は横パスに走り込んだMFアイッサ・ライドゥーニが押し込み、再び2点差となった。

 フライブルクは2-4で敗戦。前節では現在暫定4位のライプツィヒに敗れて欧州CL出場圏から転落していたが、痛恨の連敗となった。現在の順位は3位のウニオン・ベルリンが勝ち点59、今節未消化の4位ライプツィヒが勝ち点57、5位フライブルクが勝ち点56となっており、残り2試合で運命が決まる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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