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鎌田大地が今季8ゴール目!! ドイツ杯決勝控えるフランクフルトが11試合ぶり白星

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MF鎌田大地(写真左)

[5.13 ブンデスリーガ第32節 フランクフルト 3-0 マインツ]

 フランクフルト所属のMF鎌田大地が13日、ブンデスリーガ第32節のマインツ戦で今季8ゴール目を記録した。チームは3-0で圧勝し、2月18日の第21節ブレーメン戦以来、11試合ぶりの白星を手にした。

 0-0で迎えた前半17分だった。左サイドでのボール奪取を起点としたカウンターで鎌田が中央突破を仕掛けると、スルーパスややは左サイドに流れてしまったが、FWランダル・コロ・ムアニが身体を張ってボールをキープ。DFクリストファー・レンツからの折り返しに鎌田が反応し、DFアンドレアス・ハンチェ・オルセンのスライディングを受けて倒れ込んだ。

 これに主審はPKの判定。マインツの選手たちは猛抗議したが、VARの介入は行われなかった。これまでフランクフルトのPKはコロ・ムアニが担うことが多かったが、この日は自らファウルをもらった鎌田がキッカーを担当。右に蹴り出したボールはGKロビン・ツェントナーに反応されたが、止められることなくネットを揺らし、フランクフルトが先制に成功した。

 鎌田は今季自身キャリアハイの得点数を記録しており、これで8ゴール目。ブンデスリーガでは昨年10月29日のドルトムント戦(●1-2)以来、半年ぶりの得点となった。

 チームはその後も優勢を保ち、前半40分にはMFオーレリオ・ブタがペナルティエリア右の角度のないところからスーパーボレーを叩き込むと、後半14分には敵陣で自らボールを奪ったコロ・ムアニが豪快なドリブルから左足で決めて3-0。後半35分には7試合ぶりにベンチスタートとなったDF長谷部誠も守備固めでピッチに立ち、快勝劇を締めくくった。

 フランクフルトは現在暫定8位で残り2試合での欧州カップ戦出場圏内入りは厳しい状況だが、リーグ戦終了後の6月3日にはライプツィヒとのDFBポカール決勝を控えており、優勝すれば来季のUEFAヨーロッパリーグ出場が決まる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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