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主力温存のレアル、降格圏ヘタフェに苦戦もアセンシオ弾で勝利! 指揮官はマンCへ「今度は彼らの番だ」

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FWマルコ・アセンシオが決勝ゴールを奪取

[5.13 ラ・リーガ第34節 R・マドリー 1-0 ヘタフェ]

 ラ・リーガ3位のレアル・マドリーは13日、ホームに18位ヘタフェを迎え、1-0で勝利を収めた。リーグ戦2試合ぶりの白星を挙げ、14日にゲームを行うアトレティコ・マドリーを抜いて暫定2位に浮上。首位バルセロナとは暫定11ポイント差となっている。

 9日にホームで開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦でマンチェスター・シティと1-1で引き分けたレアル。17日に敵地での第2戦を控える中、FWカリム・ベンゼマ、FWロドリゴ・ゴエス、DFダビド・アラバを招集外とするなど、多くの主力選手を温存して臨んだ。

 降格圏内のヘタフェを相手に前半はスコアレスで終了。後半に入ってからMFトニ・クロース、FWビニシウス・ジュニオール、MFルカ・モドリッチらを投入すると、後半25分に均衡を破った。

 クロース、モドリッチ、FWマルコ・アセンシオを経由して右サイドのDFルーカス・バスケスにボールが渡り、バスケスのリターンパスを受けたアセンシオがペナルティエリア手前右から左足でシュート。相手をかすめてゴール右に決まり、今季リーグ戦9得点目を記録した。

 終盤にMFエドゥアルド・カマビンガが負傷交代するアクシデントがあったものの、レアルは1-0で逃げ切りに成功。公式戦では3試合負けなし(2勝1分)となった。

 クラブ公式サイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後の記者会見で次のように語っている。

「今日の時点では水曜日のチームは明らかで何の迷いもない。我々は自信を持って臨むことができる。私にはベンチにそのような試合で貢献できる選手たちがたくさんいる。昨シーズン、途中出場した選手たちがチャンピオンズリーグ優勝に貢献してくれた」

「この仕事は常にリスクを冒すものだが、私に何ができるだろうか? 残留争いをしている相手に有利になると誰も文句を言えないように、私は競争力のあるフレッシュなチームを編成したが、疲労のある選手は出場しなかった。フルメンバーで水曜日を迎えられるのはいい兆候だ」

 17日のシティ戦に向けて手応えを示しつつ、過密日程にも言及した。

「(シティのジョゼップ・)グアルディオラがあまりにもタイトな日程に不満を漏らしていた。我々は第1戦であまり休めずに戦ったが、今度は彼らの番だ。日程は適切なものではなく、誰にとっても試合数が多すぎる。彼らにとっては日曜日よりも土曜日にプレーする方が良かったのだろうし、彼の言っていることは正しい。なぜ第1戦を水曜日ではなく火曜日にやったのか私には分からない。全ての監督が日程に文句を言っているので、将来的に誰かが何かをする必要がある」

 また、負傷交代したカマビンガについては「膝を捻っていたが、ただの打撲だ。膝の内側に少し違和感があるようだが、膝は安定している。何の問題もない。すぐに回復するはずだ。明日は試合に出場した他の選手と同じように休みを取る予定だよ。月曜日は問題なく全体練習に参加できると思う」と見通しを述べた。

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