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ECL準決勝に敗れたAZファン、ウエスト・ハムの選手家族を襲撃か

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AZファンが相手サポーターを襲撃

 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ準決勝のAZウエスト・ハムの試合終了後、AZファンがウエスト・ハムの関係者観戦エリアを襲撃し、家族を心配した選手が仲裁に入る事態に発展した。イギリス『BBC』などが報じている。

 試合はウエスト・ハムが後半アディショナルタイムの決勝ゴールで勝利し、2戦合計スコア3-1で決勝進出。敵地での勝利に歓喜が沸き起こる中、ホームで敗れたAZファンがウエスト・ハムの選手家族らが観戦しているエリアを襲撃したという。

 記事によると、ロンドンで行われた第1戦の試合後には2-1で勝利したウエスト・ハムのサポーターがAZの選手家族らを襲撃しており、報復目的とみられる。

 今回の件では家族を心配したウエスト・ハムのFWミカイル・アントニオ、FWサイード・ベンラーマが仲裁に入ろうとした他、目出し帽をかぶったAZファンがウエスト・ハムファンに暴力を振るう姿も目撃されているという。

 試合後、ウエスト・ハムのデイビッド・モイーズ監督は「状況を知るには騒ぎが収まるのを待つ必要があるが、最も大きな問題は(襲撃されたのが)選手たちの家族がいるエリアだったことだ。多くの選手たちが自分の家族が無事かどうかを確認できずに怒っていた」と明かした。

 またAZのパスカル・ヤンセン監督は「先週起きたことは非常に残念だったが、今夜起きたことも同じ気持ちだ。われわれのスタジアムで起きたことを恥ずかしく思う。感情をコントロールしなければならない」と振り返っている。

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