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ドルトムントがバイエルンの11連覇阻止に王手!! 堂安律のCL初出場、日本人多数絡む残留争いも最終節で決着へ

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ドルトムントは勝てば優勝決定

 ブンデスリーガは21日、第33節を各地で行い、ドルトムントが11年ぶりの優勝に王手をかけた。10連覇中のバイエルンを勝ち点2差でリードしており、27日の最終節でマインツに勝てば王座奪還が決まる。

 前節まで首位に立っていたバイエルンが20日の試合でライプツィヒに1-3で敗れ、ドルトムントに巡ってきた首位奪取のチャンス。この日は敵地でアウクスブルクと対戦し、一方的に優勢を保った。

 試合が動いたのは前半38分、ドルトムントはMFラファエル・ゲレイロのスルーパスにMFドニエル・マーレンが抜け出そうと試みると、アウクスブルクのDFフェリックス・ウドゥオカイが後ろからファウル。得点機会の阻止があったとしてウドゥオカイにレッドカードが提示された。

 その後はなかなか得点が生まれなかったが、後半13分、ドルトムントはマーレンが右サイドを切れ込んでクロスを上げると、相手のクリアボールが乱れ、こぼれ球を拾ったFWセバスチャン・アレが右足一閃。ゴール左隅に突き刺し、先制に成功した。

 ドルトムントはさらに後半39分、マーレンのスルーパスに抜け出したFWマルコ・ロイスのシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球をアレが押し込み追加点。最後は同アディショナルタイムにFWユリアン・ブラントも決め、3-0で完勝した。

 これでドルトムントは勝ち点を70とし、同68のバイエルンを2ポイントリード。ドルトムントが最終節で勝てば、バイエルンの結果には関係なく優勝が決まる。なお、得失点差ではバイエルンが大幅リードしているため、ドルトムントが引き分けた場合はバイエルンにもチャンスが出てくる。

 またブンデスリーガはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)も見どころ十分。すでに3位ライプツィヒまでは出場権が確定しているが、4位のウニオン・ベルリンと5位のフライブルクが勝ち点59で並んでいる。MF堂安律の欧州CL初出場は最終節に委ねられる。

 残留争いも大激戦。MF遠藤航の1ゴール1アシストなどで今節に勝ったシュツットガルトが勝ち点32で残留圏の15位、FW浅野拓磨ボーフムが同ポイントでプレーオフ圏の16位、DF吉田麻也とMF上月壮一郎シャルケが同31で降格圏の17位に沈んでおり、日本人所属クラブのいずれか一つの降格がほぼ避けられない状況となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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