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バレンシア戦で人種差別を受けたビニシウス、試合中のレッドカードが取消しに

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FWビニシウス・ジュニオールの退場処分が取り消された

 レアル・マドリーのFWビニシウス・ジュニオールが受けた退場処分が取り消されることになった。イギリス『メトロ』など複数メディアが報じている。

 ビニシウスは21日に行われたラ・リーガ第35節バレンシア戦(●0-1)で、相手ファンから人種差別の標的にされ、終了間際にはバレンシアFWウーゴ・ドゥーロとの小競り合いでレッドカードを受けた。

 しかし、スペインサッカー連盟(RFEF)が23日、レアル側の異議申し立てを受け入れる形で退場処分の撤回を発表。また、人種差別的な罵声の大半が発せられたエリアを5試合閉鎖するとともに、バレンシア側に4万5000ユーロ(約670万円)の罰金を科した。バレンシアの今季ホームゲームは残り1試合のため、一部エリアの閉鎖は来季に持ち越される。

 RFEF競技委員会は「審判の報告書に反映されているように、試合中にレアル・マドリーの選手であるビニシウスに対する人種差別があったことが証明された。試合の正常な進行を妨げる犯罪は、非常に重大であると考えられる。また、バレンシアには4万5000ユーロの金銭的ペナルティが科された。上訴は10営業日以内に上訴委員会に申し立てることができる」とした。

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