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グリーズマン&レバンドフスキ超えの久保建英をスペイン紙絶賛「彼は今季のビッグネームの1人だ」

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好調を維持するMF久保建英

 ソシエダの日本代表MF久保建英は今季ラ・リーガにおいて、ここまで最多9度のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いている。

 久保に続くのは、アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンバルセロナのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの6回。スペイン『ムンド・デポルティボ』は「久保はラ・レアル(ソシエダの愛称)で、そしてラ・リーガで、今季のビッグネームの1人だ」と絶賛している。

 今季レアル・マドリーから完全移籍した久保は、前半戦こそ2ゴールにとどまったが、カタールW杯による中断明けから覚醒。1月以降に7得点を挙げて今季通算9ゴールとし、キャリア初の二桁得点に迫っている。また、ラ・リーガだけでなく、クラブのファン投票による選定でも9度のMOMを受賞。4回のMFダビド・シルバらを抑えてダントツ1位となっている。

 同紙は久保について「前半戦は2ゴール、後半戦は7ゴールと、クボの貢献度とパンチ力は明らかに上がっている」と指摘。「この数字が全てを物語っており、小さなスランプに見舞われたラ・レアルの復活におけるこの選手の重要性を示している。彼はラ・レアルがリーグ戦で勝利した8試合のうち、ラージョ戦(○2-1)とバルセロナ戦(○2-1)を除き、6試合でゴールを決めている」と、チームの勝利につながる活躍ぶりを紹介している。

 ソシエダは残り2試合でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位。28日の第37節でアトレティコとのアウェー戦に臨み、久保の22歳の誕生日でもある6月4日の最終節でセビージャをホームに迎える。

 同紙は「タケフサ・クボは来週の日曜日、ラ・レアルがアノエタ(ソシエダの本拠地)でセビージャとリーグ戦を終える日に22歳となる。おそらくこれは全て象徴的なことであり、チュリ・ウルディン(バスク語で白・青の意)はチャンピオンズリーグへの復帰という目標を達成するか、あるいは1週間前に確定させた後の最後のパーティーを、今季最も決定的な選手が22歳になった同じ日に祝うことになるだろう。はっきりしているのは、ラ・レアルがこの川崎生まれの選手のおかげで絶好調だということだ」とレポートした。

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