ブライトンの日本代表MF三笘薫が、英紙『ミラー』の記者が選出した今季のプレミアリーグで飛躍を遂げた選手に名を連ねた。

　今季、レンタル先のサンジロワーズからブライトンに復帰した三笘は、プレミアリーグ1年目の挑戦に。シーズン序盤こそ控えに甘んじていたが、限られた時間の中で存在感を示すと、レギュラーの座を奪取。切れ味鋭いドリブル突破で強豪クラブの右サイドを切り裂き、印象的なゴールも奪うなど、リーグ戦33試合7得点の記録を残した。

　プレミアリーグ・アウォーズと題し、今季のMVPや最優秀監督、最高&最悪の移籍等を選出した『ミラー』は、「飛躍を遂げた選手」も選出し、13人の記者の内、3人の記者が三笘の名前を挙げた。

　マーク・ジョーンズ記者は「何時間でも見ていられる」と評し、ダン・マーシュ記者は「ミトマのダイレクトなスタイルはオーソドックスなものだが、クオリティーもある。12か月後にはカイセドやマック・アリスターのように、彼の移籍について語られるのは必然」とコメント。

　また、シェーン・アイルランド記者は「ファイナルサードでの活きの良さが特徴で、プレミアリーグデビューシーズンで冷静さも見せた。これで、270ポンド(約4億円)だ」と評価した。
　
　なお、三笘の他に、アーセナルDFウィリアン・サリバ、クリスタル・パレスMFエベレチ・エゼ、N・フォレストFWタイウォ・アウォニイ、そしてブライトンからMFモイセス・カイセド、MFソリー・マーチ、FWエバン・ファーガソンの名前が「飛躍を遂げた選手」として挙がっている。

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