セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、トッテナム新指揮官の最有力候補となっているようだ。英『スカイスポーツ』が伝えている。

　トッテナムは3月末にアントニオ・コンテ監督を解任。アシスタントコーチだったクリスティアン・ステッリーニ氏が暫定監督に就任したものの、約1か月で解任され、アシスタントコーチのライアン・メイソン氏が指揮官に昇格していた。ドタバタが続いたチームは18勝6分14敗の勝ち点60で8位に終わり、来季の欧州カップ戦出場権を逃した。

　そして、後任候補として白羽の矢が立ったのが、ポステコグルー監督だ。スコットランドリーグ連覇へと導いた指揮官は、すでにリーグ杯連覇も達成。6月3日のスコティッシュ杯決勝・インバネス戦で勝利すれば、国内三冠が決定する。

　トッテナムはフェイエノールトのアルネ・スロット監督への関心を示していたようだが、スロット監督は残留を表明。そして、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督、フルハムのマルコ・シウバ監督とともにリストに載っていたポステコグルー監督が、ここにきて最有力候補として浮上したようだ。

　リーグ戦最終戦前、自身の将来について問われたポステコグルー監督は「こういうことは何度も聞かれたし、僕にとって大事なのは今ここなんだ。私のサッカー人生において、何かを計画したことは一度もない。私が確実に知っていることは、目の前の仕事に集中していなければ、自分の運命は自分の手から離れてしまうということ」と語っていた。

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