パリSGは2日、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(37)が今季限りで退団することを発表した。

　S・ラモスはレアル・マドリー時代にUEFAチャンピオンズリーグ3連覇など数々のタイトル獲得に貢献し、スペイン代表でも2010年の南アフリカW杯優勝やEUROの2連覇を経験。2021年夏に16シーズン過ごしたレアルを離れ、パリSGに完全移籍した。

　加入初年度は負傷に悩まされ、公式戦13試合2ゴールにとどまったが、今季は公式戦44試合で3ゴールを記録。リーグアンの2連覇などに貢献した。

　S・ラモスは退団に際し、クラブ公式サイトを通じて「この2年間、赤と青のシャツを着たのは素晴らしい経験だった。パリで忘れられない冒険をすることができたし、皆さんのサポートと愛に感謝したい」と語っている。

　また、ナセル・アル・ケライフィ会長は「セルヒオ・ラモスが私たちと過ごした2年間に対し、計り知れない感謝の気持ちを表したい」とコメント。「セルヒオのリーダーシップ、チームスピリット、プロ意識は、最高レベルでの経験と相まって、彼を真のサッカー界のレジェンドにした。彼をパリに迎えられたのは光栄なことだった。クラブスタッフ一同、彼の成功を祈っている」とエールを送った。

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