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フランクフルト、DFBポカール決勝完敗で鎌田ラストマッチ飾れず…長谷部は大記録樹立

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MF鎌田大地

[6.3 DFBポカール決勝 ライプツィヒ 2-0 フランクフルト]

 DFBポカールは3日、決勝戦を行い、DF長谷部誠とMF鎌田大地所属のフランクフルトライプツィヒに0-1で敗れた。フランクフルトは2017–18シーズン以来の優勝を逃し、ライプツィヒが昨季の初優勝に続く連覇を達成。先発した鎌田はこれがフランクフルトでのラストゲームとなった。

 すでにブンデスリーガ全日程を終えて迎えたシーズン最後の公式戦。今季限りで退団を発表している鎌田は3-4-2-1のシャドーで先発し、17年6月の加入から6年間のラストマッチとなった。また長谷部も3バックの中央で先発出場。39歳136日での決勝スタメンは1963年のブンデスリーガ創設以来、最年長の大記録となった。

 前半はカップ戦らしく拮抗した展開。両チームともになかなか決定機を作り出せないまま時間が過ぎていく。0-0のまま迎えた後半7分にはMFマリオ・ゲッツェの突破から良い形で鎌田にいいボールが入り、相手DFに倒されたかと思われたが、逆に鎌田のファウルと判定された。

 また後半15分にはフランクフルトに待望のビッグチャンス。中盤からのスルーパスにFWランダル・コロ・ムアニが飛び出した。しかし、シュートコースがなかったか、コロ・ムアニはペナルティエリア左を走っていた鎌田へのパスを選択すると、これが相手DFにカットされ、ゴールには至らなかった。

 そうして迎えた後半25分、フランクフルトはMFセバスティアン・ローデに代わってFWイェスパー・リンドストロームを投入。鎌田をボランチに下げて攻撃に厚みを加える。ところが同26分にフランクフルトが失点。FWクリストファー・エンクンクの深い位置への侵入を許すと、カットインシュートが味方のMFオーレリオ・ブタとDFエバン・エンディカに立て続けに当たってゴールに吸い込まれた。

 厳しくなったフランクフルトは後半33分、長谷部を下げて4バックに変更して反撃を試みるも、同40分にまたしても失点。エンクンクとMFコンラッド・ライマーが絡んだ崩しからMFドミニク・ショボスライに強烈なシュートを叩き込まれた。そのままタイムアップ。0-2の完敗となったフランクフルトは2016–17シーズン以来の準優勝に終わった。

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