beacon

ひとつの時代の終焉…イブラヒモビッチが現役引退を電撃表明「ズラタンは俺だけだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

現役を退くことを表明したイブラヒモビッチ

 元スウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチが現役引退を電撃発表した。

 今季限りでミランを退団することになったイブラは、4日に行った今季最終節のベローナ戦後のセレモニーであいさつ。イタリア『メディアセット』などによると、「サッカーに別れを告げる時がきた」「いままでプレーしてきたチーム、代表チーム、そしてキャリアに関わってくれたすべての人たちに感謝したい。次の章が始まるんだ」と表明した。

 またイブラヒモビッチはセレモニー後に会見を行い、「将来は監督に?今は考えていない。監督やコーチになることは大きな責任を伴う。今は自分がしてきたことを振り返る時間が必要なんだ」としばらくは“休養”に入ることを宣言。「思い出はたくさんある。まずはサッカーなしで生きることを受け入れていく必要がある」と寂しさを口にした。

「今はゆっくりとしたい。将来についてそんなに急いで決断することはないからだ。今は感情が高ぶっているから、この夏からでもゆっくり考えるさ。第2のイブラを?いや、ズラタンは俺だけだ。選手はそれぞれ異なる。比較するのは公平ではないと思うね」

 イブラヒモビッチは1999年に母国リーグのマルメでデビュー。その後、アヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリSG、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシーでのプレーを経て、19年より再びミランのユニフォームに袖を通していた。

 しかし超人イブラも現在41歳。今季は度重なる故障に悩まされたことで、出場機会も限られた。今年3月のウディネーゼ戦ではPKを決めてセリエA最年長ゴール記録を更新していたが、それがキャリア最後のゴールとなった。
●セリエA2022-23特集
▶いよいよチャンピオンズリーグ決勝!「マンチェスター・シティvsインテル」WOWOWで独占生放送&ライブ配信!

TOP