元フランス代表FWカリム・ベンゼマがアルイテハド(サウジアラビア1部)への加入にあたり、「勝つためにここにいる」と意気込みを語った。イギリス『BBC』が伝えている。

　ベンゼマはレアル・マドリーに在籍した14年間で5度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇と4つのリーグタイトルを含む25個のトロフィーを獲得し、昨年にはバロンドールを初受賞。今季限りでレアルを退団し、6日にサウジアラビア王者へ移籍することが決まった。3年契約を結び、年俸は1億ユーロ(約150億円)を超えるとみられている。

　レアルではクラブ歴代2位となる通算354ゴールを記録。1位は450ゴールを決めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドで、今冬から同じサウジアラビアのアルナスルに所属している。

　ベンゼマはサウジアラビアについて「良いリーグだし、良い選手がたくさんいる」とコメント。「クリスティアーノ・ロナウドも近くにいる。彼がいることは、サウジアラビアのレベルがさらに向上し始めていることを示している」と盟友について言及し、「ヨーロッパでそうだったように、僕は勝つためにここにいる」と力を込めている。

　そして「僕は幸運にも、自分のキャリアで素晴らしいことを成し遂げ、スペインとヨーロッパでできることを全て達成することができた。今は新しい挑戦とプロジェクトにふさわしい時期だと感じている」と次なるチャレンジに意欲を示した。

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