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モイーズ監督、1097試合目にして初タイトル獲得…劇的勝利のウエスト・ハムがECL2代目王者に!!

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ウエスト・ハムデイビッド・モイーズ監督

[6.7 ECL決勝 フィオレンティーナ 1-2 ウエスト・ハム]

 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝が7日に開催され、フィオレンティーナ(イタリア)に2-1で勝利したウエスト・ハム(イングランド)が王者に輝いた。

 昨季から新設されたECLのファイナルに臨んだフィオレンティーナとウエスト・ハム。前半をスコアレスで折り返すと、後半12分にFWサイード・ベンラーマがPKを沈めてウエスト・ハムが先制。しかし、後半22分にMFジャコモ・ボナベントゥーラがネットを揺らし、フィオレンティーナが試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま延長戦突入かと思われたが、最後の最後にドラマが待っていた。後半45分、MFルーカス・パケタの鮮やかなスルーパスから最終ライン裏に抜け出したFW ジャロッド・ボーウェンがPA内まで持ち込むと、左足のシュートをねじ込み、ウエスト・ハムが2-1の劇的な勝利を収めた。

 64-65シーズンにUEFAカップウィナーズカップを制していたウエスト・ハムにとって、58年ぶりの欧州タイトル。また、データサイト『Opta』によると、チームを率いるデイビッド・モイーズ監督は、指揮官となって1097試合目にして、初のメジャータイトル獲得となったという。

 英『スカイスポーツ』によると、モイーズ監督は「3年前に就任した時は降格を免れたけど、ヨーロッパに進出できると誰かが言ったとしたら、あなたは頭がおかしいと言われただろうね。だけど、2年連続で準決勝に進出し(昨季はヨーロッパリーグでベスト4進出)、さらに決勝まで勝ち進むとは…すごいね」と喜びのコメントを残したようだ。

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