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アジア大会直前に“同組”2か国が出場辞退…残るC組2チームの無条件GL突破確定で規定変更の可能性も

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 20日から中国で開催されるアジア大会の男子サッカー競技だが、開幕直前にシリア代表とアフガニスタン代表の棄権が決まったようだ。複数の中国メディアが18日に伝えている。

 現地報道によると、シリアが先に不参加の意思を表明した後、アフガニスタンも経費の問題や選手の確保が難航したことを原因に出場を辞退することを決めたという。両国はともにC組でグループリーグを戦う予定だったため、ウズベキスタンと香港の2チームだけがC組として大会に挑むことに。声明は出ていないが、既に公式サイトではC組からシリアとアフガニスタンの表記が消されている。

 同組の2か国が棄権したことを受け、土壇場で大会規定が変更される可能性もあるようだ。もともとは各組の2位以上に加え、3位のうち成績上位4チームが決勝トーナメントに進出できる。しかし、C組は2チームのみとなったため、ウズベキスタンと香港は試合を行わずにGL突破が確定してしまった。

『新浪体育』は開幕が直前に迫っていることから、GLの組み合わせを再編成する対応は行わないことが決定したと伝えている。一方、他組は1回戦総当たり方式のところをC組に限って2回戦制にすることが決まった模様。それでもC組の両チームは試合結果に関わらず決勝トーナメントに進出できることから、大会主催者はその妥当性を含めてアジアサッカー連盟(AFC)と協議することが報じられており、「2位以上と3位の成績上位4チーム」のGL突破条件に調整が入る可能性もあるとされている。

 なお日本はD組に入っていて、パレスチナとカタールが同居している。


●第19回アジア大会特集ページ
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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