シンシナティのMF久保裕也が15日、メジャー・リーグ・サッカー(MLS/北米1部)のサンノゼ・アースクエークス戦で9分間のうちに3ゴールを決め、ハットトリックを達成した。MLSによればリーグ史上4番目に短い時間でのハットトリックだという。

　久保は2試合連続で負傷欠場となっていたが、サンノゼ・アースクエークス戦で復帰して後半19分から出場した。すると1-2とビハインドの同33分、スルーパスに反応して同点ゴールを決める。勢いそのまま同35分にはペナルティエリア内で滑り込みながらシュートを打って逆転弾をゲット。続く同42分には再びスルーパスに抜け出すと、また抜きシュートでGKとの1対1を制した。チームは4-2で勝利し、2試合ぶりの勝利で暫定2位となっている。

　シンシナティのパット・ヌーナン監督はMLSを通じて「あれほど短い時間で重要なインパクトを残した選手は思い出せない」と衝撃ぶりを示しながら、「格別のパフォーマンスだった」と久保を手放しで褒め称えた。

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