先発復帰の久保建英が10人ソシエダを牽引! 相手クリア回収→ドリブルで先制点演出もチームは逆転負け
[8.28 ラ・リーガ第3節 ソシエダ 1-2 アラベス]
ラ・リーガは28日、第3節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダはアラベスに1-2で敗れた。久保は4-3-3の右ウイングで2試合ぶりに先発出場すると、早々に退場者を出したチームの攻撃を牽引し、鋭いドリブルで先制点の起点に。だが、守備陣が耐え切れずに逆転され、チームは早くも今季2敗目を喫した。久保は今季初のフル出場となった。
ソシエダは前節のエスパニョール戦(◯1-0)から中3日での一戦。今季初ゴールとなる決勝点を決めていた久保は開幕節ラージョ戦(●1-2)以来の先発復帰を果たした。
試合は前半5分、さっそく久保に見せ場。左サイドの崩しでMFセルヒオ・ゴメスがペナルティエリア左に切れ込むと、折り返しのパスに久保が逆サイドから走り込んだ。だが、左足ダイレクトシュートはミートせず、大きく枠外。その後、ソシエダはセットプレーから立て続けにピンチを招いたが、GKアレックス・レミロの連続スーパーセーブで耐えた。
そうして迎えた前半26分、ソシエダに痛恨のアクシデント。中盤に降りてボールを受けたFWミケル・オヤルサバルがMFカルロス・ベナビデスと交錯した際、左足裏で相手の足首を踏む形に。当初はベナビデスにイエローカードが出されたが、VARが介入した結果、オヤルサバルの一発退場に変更となった。
ソシエダにとっては序盤にエースを失う苦しい展開。だが、FWシェラルド・ベッカーを1トップに置く4-4-1に変更すると、直後に先制点を奪った。
前半32分、相手のクリアを久保が拾い、そのままドリブルで持ち運ぶと、相手を引きつけて生まれたスパースにパス。これをMFマルティン・スビメンディが受けて左に送り、S・ゴメスが縦突破からクロスボールを配球すると、ゴール前に飛び込んだMFブライス・メンデスがワンタッチで押し込んだ。
10人で先制点を奪ったソシエダはその後もボールを握りながら試合を進め、アディショナルタイム1分には久保のスルーパスからベッカーがビッグチャンス。ニア上に向かって放ったシュートはサイドネットに当たったが、守備にも奮闘する久保の活躍で数的不利を感じさせない時間を過ごしていた。
ところが前半アディショナルタイム3分、ソシエダはセットプレーから失点を許した。相手の左CKに対し、負傷明けで今季初先発のDFイゴール・スベルディアが反応するも、競り合ったDFアブデル・アブカルのユニフォームを引っ張ってPKを献上。これをFWアシエル・ビジャリブレに決められた。
ソシエダは後半開始時、イエローカードを1枚受けた負傷明けのDFジョン・パチェコに代わって18歳のDFジョン・マルティンを投入。その後も冷静なボール保持で優勢に試合を進めた。同16分にはゴール前にドリブルで持ち運んだ久保がアブカルにみぞおちを叩かれ、倒れ込む場面があったが、無事にプレー継続となった。
ソシエダは後半19分、久保が中盤の低い位置でボールを受けると、初速の鋭いドリブルで途中出場DFマヌ・サンチェスを抜き去り、ファウルを誘発。同28分にはカウンターから途中出場のFWトニ・マルティネスに決定的なシュートを放たれたが、またもレミロがスーパーセーブを見せた。
それでも後半33分、ソシエダは低い位置でのブロック守備を強いられると、FWカルロス・ビセンテに斜めのパスを差し込まれ、そこに立っていたのはT・マルティネス。前日27日にポルトから加入が発表されたばかりのストライカーにスベルディアが上回られ、強烈なシュートを突き刺された。
その後はソシエダが3枚替えを行い、久保をトップ下に置く4-3-1-1のシステムで戦況打開にトライ。だが、最後までゴールを奪うには至らず、2試合ぶりの敗戦に終わった。
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ラ・リーガは28日、第3節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダはアラベスに1-2で敗れた。久保は4-3-3の右ウイングで2試合ぶりに先発出場すると、早々に退場者を出したチームの攻撃を牽引し、鋭いドリブルで先制点の起点に。だが、守備陣が耐え切れずに逆転され、チームは早くも今季2敗目を喫した。久保は今季初のフル出場となった。
ソシエダは前節のエスパニョール戦(◯1-0)から中3日での一戦。今季初ゴールとなる決勝点を決めていた久保は開幕節ラージョ戦(●1-2)以来の先発復帰を果たした。
試合は前半5分、さっそく久保に見せ場。左サイドの崩しでMFセルヒオ・ゴメスがペナルティエリア左に切れ込むと、折り返しのパスに久保が逆サイドから走り込んだ。だが、左足ダイレクトシュートはミートせず、大きく枠外。その後、ソシエダはセットプレーから立て続けにピンチを招いたが、GKアレックス・レミロの連続スーパーセーブで耐えた。
そうして迎えた前半26分、ソシエダに痛恨のアクシデント。中盤に降りてボールを受けたFWミケル・オヤルサバルがMFカルロス・ベナビデスと交錯した際、左足裏で相手の足首を踏む形に。当初はベナビデスにイエローカードが出されたが、VARが介入した結果、オヤルサバルの一発退場に変更となった。
ソシエダにとっては序盤にエースを失う苦しい展開。だが、FWシェラルド・ベッカーを1トップに置く4-4-1に変更すると、直後に先制点を奪った。
前半32分、相手のクリアを久保が拾い、そのままドリブルで持ち運ぶと、相手を引きつけて生まれたスパースにパス。これをMFマルティン・スビメンディが受けて左に送り、S・ゴメスが縦突破からクロスボールを配球すると、ゴール前に飛び込んだMFブライス・メンデスがワンタッチで押し込んだ。
10人で先制点を奪ったソシエダはその後もボールを握りながら試合を進め、アディショナルタイム1分には久保のスルーパスからベッカーがビッグチャンス。ニア上に向かって放ったシュートはサイドネットに当たったが、守備にも奮闘する久保の活躍で数的不利を感じさせない時間を過ごしていた。
ところが前半アディショナルタイム3分、ソシエダはセットプレーから失点を許した。相手の左CKに対し、負傷明けで今季初先発のDFイゴール・スベルディアが反応するも、競り合ったDFアブデル・アブカルのユニフォームを引っ張ってPKを献上。これをFWアシエル・ビジャリブレに決められた。
ソシエダは後半開始時、イエローカードを1枚受けた負傷明けのDFジョン・パチェコに代わって18歳のDFジョン・マルティンを投入。その後も冷静なボール保持で優勢に試合を進めた。同16分にはゴール前にドリブルで持ち運んだ久保がアブカルにみぞおちを叩かれ、倒れ込む場面があったが、無事にプレー継続となった。
ソシエダは後半19分、久保が中盤の低い位置でボールを受けると、初速の鋭いドリブルで途中出場DFマヌ・サンチェスを抜き去り、ファウルを誘発。同28分にはカウンターから途中出場のFWトニ・マルティネスに決定的なシュートを放たれたが、またもレミロがスーパーセーブを見せた。
それでも後半33分、ソシエダは低い位置でのブロック守備を強いられると、FWカルロス・ビセンテに斜めのパスを差し込まれ、そこに立っていたのはT・マルティネス。前日27日にポルトから加入が発表されたばかりのストライカーにスベルディアが上回られ、強烈なシュートを突き刺された。
その後はソシエダが3枚替えを行い、久保をトップ下に置く4-3-1-1のシステムで戦況打開にトライ。だが、最後までゴールを奪うには至らず、2試合ぶりの敗戦に終わった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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