バーミンガム(イングランド3部)に所属するFW横山歩夢が移籍後初ゴールを含む2得点を記録した。

　29日に開催されたEFLトロフィーで、バーミンガムはフルハムU-21と対戦。スターティングメンバーに名を連ねた横山に待望の瞬間が訪れたのは、2-1で迎えた後半9分だった。

　左サイドでボールを受けてPA内に持ち込み、鋭い切り返しで対面する相手をかわすと、右足の豪快なシュートでニアサイドを射抜いた。今夏、鳥栖からバーミンガムに加入した横山にとって、嬉しい移籍後初ゴールとなった。

　さらに、チームが1点を加点して迎えた29分には味方のシュートのこぼれ球を右足で蹴り込み、自身2点目を記録。バーミンガムの7-1での快勝に貢献した。なお、ベンチ入りしたMF岩田智輝の出場はなかった。

　地元メディア『Birmingham Mail』は横山に採点『8.5』をつけ、「前半に輝かしい瞬間を見せたが、相手GKのボルトの好セーブに阻まれた。しかし、後半はフルハムを粉砕し、これまで見たことのないような強烈なフィニッシュを2つ披露した」と評している。

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