世界一の富豪であるイーロン・マスク氏がリバプールの買収に関心を示していると、同氏の父親が言及した。イギリス『メトロ』が報じている。

　スペースX、テスラ、X(旧ツイッター)といった巨大企業を所有し、総資産は4000億ドル(約63兆円)を超えるとされるマスク氏。ビジネスポートフォリオをさらに拡大し、プレミアリーグクラブへの投資を検討しているという。

　父親のエロール・マスク氏は『タイムズ・ラジオ』でリバプール買収報道について尋ねられた際、「その件についてはコメントできない。値段が上がってしまうからね」と返答しつつ、「クラブを買いたいという意欲を示しているか」との質問には「そうだ。ただ、それが彼が買うという意味ではないけどね。もちろん、彼は買いたいと思っている。誰だってそう思うだろう。私だってそうだよ」と答えている。

　続けて「彼の祖母はリバプール生まれで、我々はリバプールに親戚がいる。ビートルズのメンバーの何人かは家族と一緒に育ったこともあり、かなり知り合いだった。だからリバプールにはつながりがあるんだ」と明かした。

　マスク氏は2022年にツイッター(現X)でマンチェスター・ユナイテッドを買収すると発言。その後、ジョークだったとして買収を否定したが、もしスポーツチームを買うなら自身が子どもの頃から応援していたユナイテッドだと語っていた。

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