Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のオークランドFC(ニュージーランド)は17日、元日本代表DF酒井宏樹(34)との契約を1年間延長したことを発表した。

　酒井は過去に柏レイソル、ハノーファー(ドイツ)、マルセイユ(フランス)、浦和レッズでプレー。昨年7月に浦和からオークランドFCへ完全移籍し、キャプテンに就任した。

　今季はここまで右サイドバックを主戦場に、13試合の出場で1ゴール1アシストを記録。チームは新規参入したAリーグ・メンで2位と5ポイント差の首位に位置している。

　酒井は契約延長に際してクラブ公式サイトを通じ、次のようにコメントした。

「家族も僕もオークランドにすっかり馴染んでいます。ここは美しい街​​です。僕たちはとても快適に暮らせていますし、僕たちが受けたサポートは信じられないほど素晴らしいものでした。このチームに関しても素晴らしいです。彼らと一緒にプレーし、ファンの前で走るのが大好きです。彼らからの愛と応援は何ものにも代え難いです」

「先のことは考えすぎないようにしています。今後数か月で達成できることがたくさんあるので。ただ、シーズン終了後にこのチームを去るという選択肢は考えられませんでした」

　また、スティーブ・コリカ監督は「彼は優れた能力を持っているにもかかわらず、とても謙虚な人だ。プロ意識が高く、若手選手にとっても良い影響を与える存在で、クラブ内の誰からも尊敬されている」とコメント。「ピッチ上での彼は本当に素晴らしい。驚異的な運動量を誇り、技術的にも非常に優れている」と称賛の言葉を重ね、「彼がもう1シーズン残ることは、私たちにとっても、毎週彼のプレーを楽しみにしているファンにとっても素晴らしいニュースだ」と喜んだ。

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