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オーストラリアがU20アジア杯初優勝! 笠原主審&聳城副審が担当の決勝はPK戦へ…サウジは4度目制覇ならず

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[3.1 U20アジア杯決勝 U-20オーストラリア 1-1(PK5-4) U-20サウジアラビア 深セン]

 AFC U20アジアカップは1日に決勝を行った。U-20オーストラリア代表とU-20サウジアラビア代表の対戦は、1-1でPK戦へ。オーストラリアが5-4で初優勝となった。

 オーストラリアは準決勝で日本を2-0で下し、2010年大会以来となる2度目の決勝進出。初優勝に王手をかけた。サウジアラビアは準決勝で韓国と対戦し、PK戦の末に3-2で撃破。18年大会以来となる4度目の優勝にあと1勝と迫った。

 決勝は笠原寛貴主審と聳城巧副審が担当した。両チームともに慎重な試合運び。オーストラリアはシュートまで持ち込めない展開が続いたが、前半24分に先制点を挙げる。左サイド際からFKでリスタートすると、一度は敵陣内でクリアされる。PA手前にこぼれたところを、MFルイス・アゴスティがスライディングしながら右足ダイレクト。相手GKにセーブされるが、ボールの勢いは止まらずゴールラインを割った。

 前半アディショナルタイム、サウジアラビアも同点に追いつく。MFファルハ・アル・シャムラニのパスを受けたDFナワフ・アル・グレイミッシュが右サイドからクロス。PA中央でFWタラル・ハジがヘディングシュートで合わせる。相手GKにキャッチされるが、その時点でボールはゴールラインを割った。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入の末、笠原主審がサウジアラビアの得点を認めた。

 1-1で前半を折り返すと、後半45分間で決着はつかず。さらに延長戦に入り、両チームはより慎重になりつつロングカウンターで得点を狙った。

 結局120分でも勝敗は決まらずにPK戦へ。先攻のオーストラリアは5人全員が成功。さらに、GKスティーブン・ホールがサウジアラビアの5人目をセーブし、初優勝を果たした。

●AFC U20アジアカップ2025特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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