チェルシーがマンチェスター・ユナイテッドMFコビー・メイヌー獲得に向けて、準備を進めているようだ。『コート・オフサイド』が伝えた。

　2005年4月19日生まれで現在19歳のメイヌーはマンチェスター・Uの下部組織で育ち、22年10月にトップチームに昇格。2年目の昨季に24試合3得点の結果を残し、24年にはイングランド代表デビューを果たした。

　マンチェスター・Uとメイヌーは現行の契約は、1年間の契約オプションが付帯する27年まで。現在は契約延長交渉を行っているものの、合意には達していない。メイヌーはチーム内で最も給与の低い選手の一人であり、現在の週給は2万ポンド(約380万円)。代理人は18万ポンド(約3400万円)への大幅な昇給を求めているが、この要求はマンチェスター・Uのファイナンシャル・フェアプレー規制への対応を難しくさせる可能性があるようだ。

　そして、昨夏からメイヌーの動向を注視しているのが、チェルシーだ。23年にサウサンプトンから獲得したMFロメオ・ラビアがコンディション不良や負傷に苦しんでおり、長期的なフィットネスに対する懸念が高まっている。仮にメイヌーを獲得できれば、チームのクオリティとバランスを向上させる存在になれると考えているという。

　マンチェスター・Uはメイヌーを7500万ポンド(約143億円)と評価しているが、適切なオファーがあれば放出を検討する可能性があるようだ。

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